得点奪取 古文｜難関国公立の二次対策向け！記述問題が独学できる参考書

・オススメポイント
国公立大学で出題される記述問題の解き方が独学で学べる

・注意点
採点基準を見ながら自分で書いた答案をチェックすること

古文の記述問題の解き方が学べる、難関国公立の二次試験対策向け参考書

『得点奪取 古文』は古文の記述問題対策ができる参考書です。掲載されている問題はすべて記述式で、難関国公立大学にも対応できるハイレベルな記述力が身に付きます。

古文の基本知識を学んだ後、過去問演習に取り組む前の段階で『得点奪取 古文』を使うことがおすすめです。『得点奪取 古文』なら記述問題の採点基準が詳しく明記されているため独学でも解き進められます。

また、国公立大学の二次試験で出題される記述問題が3パターンに分けて解説されていることも『得点奪取 古文』の特徴です。以下では、『得点奪取 古文』のより詳しい内容や学習のポイントについてまとめました。難関国公立大学を目指す受験生はぜひ参考にしてください。

典型問題編と練習問題編の2部構成。記述問題の解法パターンが学べる

難関国公立大学の記述対策ができる『得点奪取 古文』は、典型問題編と練習問題編の2部構成になっています。典型問題編では、難関国公立の記述問題を解釈・説明・要約の3パターンに分類していて、それぞれの解き方を学ぶことが可能です。

典型問題編で学んだ解法パターンが身に付いているかどうかは、練習問題編でチェックできます。『得点奪取 古文』の問題はすべて、記述力を高めるために作成されたオリジナル問題です。そのため、難関大の二次試験突破に必要な記述力を効率よく身に付けることができます。

まずは、典型問題編で解説されている3つの問題パターンについて、解き方をマスターしていきましょう。国公立大学の入試問題は、出題される文章自体はそれほど難しくありません。しかし、記述形式の答案を作るとなると、何を書けば良いか分からなくなってしまうケースが多いです。

『得点奪取 古文』では、記述形式の問題を解くために必要な古文単語や文法に関する正しい知識、古文や和歌を解釈するための重要なポイントなどを整理して学べます。記述式で得点を取るための要点を1つずつ押さえていきましょう。

古文の記述問題の採点基準が明記されているため独学が可能

『得点奪取 古文』には、古文の記述問題の詳しい採点基準や、生徒が書いた答案例のサンプルが載っています。そのため、独学でも自分の答案をチェックし、記述力を高めていくことが可能です。

『得点奪取 古文』の問題に取り組む際には、必ず自分の答案を作った上で模範解答と照らし合わせるようにしましょう。『得点奪取 古文』の採点基準は非常に細かいです。たとえば、「この古文単語の意味が訳せていたら2点」「この文法事項が正しく訳せていたら3点」「省略されている主語が補えていたら2点」といった形で採点基準が明記されています。

1つ1つの採点基準をチェックしながら、自分の答案の改善点を確認していってください。なお、別冊の解答には全訳や設問の解説も載っています。間違えてしまった部分については、全訳や解説を参考にして何が原因だったかを把握しましょう。『得点奪取 古文』で記述問題の解き方を身に付けた後、志望大学の過去問で出題傾向や時間配分を把握すれば、二次試験対策は万全です。

地方国公立大学対策にはより易しい参考書がおすすめ

記述問題の解き方が詳しく学べる『得点奪取 古文』は、旧帝大を含む難関国公立大学二次試験レベルの内容となっています。そのため、地方国公立大学の記述問題対策には向いていません。

地方国公立大学の古文の記述対策をしたい場合や、『得点奪取 古文』の記述問題が難しすぎると感じた場合には、より易しい参考書を使いましょう。古文の記述問題が学べる易しめな参考書としては、『国公立標準問題集CanPass古典』がおすすめです。

『国公立標準問題集CanPass古典』も、『得点奪取 古文』と同様に記述問題の解き方や採点基準が詳しく書かれています。扱われている問題は『国公立標準問題集CanPass古典』の方が易しいため、記述形式が苦手な人でも無理なく取り組むことが可能です。

ただし、『国公立標準問題集CanPass古典』に取り組む場合でも基本的な古文単語や文法の知識は必須となります。共通テストレベルの問題に取り組めるだけの基礎力を身に付けてから、記述対策の問題集に取り組みましょう。

まとめ

難関国公立大学の記述対策ができる古文の参考書『得点奪取 古文』について解説しました。『得点奪取 古文』は、収録されている問題がすべて記述形式のため、難易度が高い参考書です。

大学入試の古文で出題される記述問題を3パターンに分け、それぞれの解き方が学べます。まずは、典型問題編で各パターンの解き方を理解した後、練習問題編を解いて記述力を高めていきましょう。『得点奪取 古文』は採点基準も細かく明記されているため、自分が書いた答案を自力でチェックすることが可能です。

そして『得点奪取 古文』を一通り解き終えたら、過去問演習を積み重ねてください。なお、地方国公立大学の記述対策には、より難易度の易しい『国公立標準問題集CanPass古典』をおすすめします。自分の目指すゴール目標に合わせて、適切な参考書を使いましょう。